短焦点のGINJI150FN をもってしても1°以下の画角しか得られず、導入に難渋しましたので思い切って、とにかく焦点距離の短さを求めてみました。
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3cmF4・fl=120mmのファインダー用対物レンズを、0.6倍レデューサーで合成F2.4・fl=72mmとしています。
これをSP赤道儀に載せ、かごをぶら下げてモニターやコントローラー、バッテリー等を入れました。
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非常に軽量コンパクトで安易な(笑)システムとなりました。

画角は4°×3°くらいになるでしょうか。このようにM8とM20を同一視野に収めることができます。
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M20の青い反射星雲が何とか分かるかな・・・? くらいですね。

M16、17も対角線上に配置すると一緒に見えます。
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これぐらいの実視界がある方が断然使いやすいですね。GINJIとか出さなくても別にこれでよかったわけか・・・

でも、画質はこんなものでしょうかね。この程度だと一般ギャラリーの方に見ていただいてもあんまり感動してもらえなさそうな・・・・・ナイトビジョンと一緒でHα干渉フィルターをかければ、単色光になってしまうけど、もっとコントラストは上がるのかな。
M31でもこんな感じでしたし。
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まあ、月も大きいし、肉眼では3等くらいしか見えない状態なので、空の暗いところだともっと見えるかも知れないですね。
フィルター活用も含めて検証を継続していきます。