Revolution Imager R2 の3cmシステムですが、天体を導入しやすくするため大型のファインダーを取り付けてみました。
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ファインダーは、D=76mm、fl=280mm、F3.7の「 ケンコーNEWスカイステージ改 」に、Lavendura30mm(プロトタイプ)43°を付けたもので、倍率9倍、実視界約5°となります。
3cmシステムの画角が4°×3°、対角線5°くらいなので、その対角線がすっぽりおさまる感じになるでしょうか。
ドットファインダーもありますので、これでだいたいの狙いをつけ、76mmの視野中心に入れれば3cmのほうでも天体をとらえられるはずです。

逆に3cmの方を90°対空ファインダーにすれば、こういう使い方もできますね。
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この場合、CCDを付けた方は、76mm、合成fl=168mm、合成F2.2 画角1.7°×1.3°くらいになり、対象天体をちょっと拡大したいときとかによさそうですね。

現状、ビクセンSP赤道儀もあわせたシステム一式の重量が、11.8kg。
システム構築に当たって少し追加加工が必要になりましたが、軽く仕上がってよかったです。

このシステムでは、個人的に非常に期待している「 Hα観望 」も試す予定です。
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取りあえず、フィルター取り付け状態でも無限遠にピントが合うのを確認しています。
当然、視野が真っ赤になるのですが、モニターを白黒にすればOK。
地上風景による検証では、近赤外域画像になるので、なかなかマニアックな雰囲気を醸し出しました(笑)。

さて、月も小さくなってきたし、あとは晴れるのを待つのみ!