台風一過で少し晴れ間が出ているようなので、急ぎ、「 Revolution Imager R2 3cm&7.6cmシステム 」を出してきました。
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モニターを三脚に固定し、ケーブル類はたばねて、コントローラー等をかごに入れたことによって、少しまとまりのよい状態にすることができました。

今回、Hα観望にやる気満々なので、3cmのほうにHαフィルターを入れた状態でスタートしています。でも、最初全然見えず。
モニター画面の明るさや、カラー、コントラストをいじることによって、何とか赤い散光星雲を浮かび上がらせることができました。この辺は画像処理と同じなのですね。
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カラーみたいに見えますが、Hα単色光なので実は赤一色です。単にコントラストを上げすぎて星が白く飛んでいる状態ですね。バックグラウンドの微光星に見えるものもおそらくノイズです。
しかし、粗い。コントラスト上げまくっていますので画像が粗いの一言です。

シャッター   256FLD  
AGC MAX    30DB  
DNR(画像スタック)  4 

でやっていますが、4画像スタックしているとは思えない粗さです。

7.6cmの方にCCDを移して、M8を拡大してみますが・・・・
IMG_5052
やはり、粗い・・・・解像度もへったくれもない状態ですね。

「ほしぞLOVEログ」のSAMさん他、電子観望の諸先輩方の画像を拝見すると感動的なまでにきめ細かい画像を得ておられます。この辺はスタック枚数が違うのでしょうか。
・・・・うーん、Revolution Imager R2のパフォーマンスがこんなものなのか? それとも自分の使いこなしが今一つなのか?

あと、このまま北アメリカやサドル星付近の散光星雲の方に振って行ったのですが、視野内に浮かび上がってこない! やはり対象ごとに最適のコントラストや明るさ設定が必要なのでしょうか。
そうこうしているうちに曇ってしまい、本日はM8とM20のみで終了。

自分の使い方が悪いだけと信じたいのですが、結構ガックリし始めていますよ(笑)。