雲があるのですが、一応晴れているようなので、Revolution Imager R2 に コロナドP.S.T.を取り付けてみました。
IMG_5088
P.S.T.はfl=400mmなので、レデユ―サーなしの状態で太陽が少しモニターからはみ出すくらいのスケールになります。
IMG_5086
予想していましたが、日なたでみると周りが明るすぎてモニター画面への写り込みがすごく、頭から黒い布をかぶってみる必要を感じました。
自分のP,S,T.は条件の良い時に太陽面の模様や、大きなプロミネンスが見えるのですが、今日は薄曇りのため、
IMG_5082
眼視ではその辺は全く見えず。
IMG_5066
( PL12.5mm 32倍を iPhoneのカメラでコリメート撮影 黒い帯はピンボケした電線 )
時折厚い雲が通ると太陽さえも見えなくなる状態でした。

しかし、ここで、Revolution Imager R2 が意外なパフォーマンスを発揮します!

それは、シャッター速度をオートにすると、刻々と変化する太陽面の明るさに追従してくれる、です!
IMG_5068
これにより、眼視では見えない状態の太陽も捉えることができ、その上、太陽面を流れる雲の様子がLIVE映像として見られる! と。


これは結構、インパクトがありました。

我々は天体を見ようとしているため、雲は邪魔者でしかないのですが、一般ギャラリーの方は例えば月面上を雲が流れていくのとか、日周運動で天体が動いていくのとかに感動してくださるんですよね。
家内を呼んできて見てもらったところ、予想通り反応は上々、DSOを(無理やり)見せた時などよりは感心しておりました。

とりあえず、Revolution Imager R2 による昼間の観望オプション、ひとつゲットですね。
大きなプロミネンスが出ているときならその辺も見てもらえるかも。