平日だけど晴れているから、Revolution Imager R2 による電視観望の大本命、DSO観望を試しておかなければなりません。
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76mm、合成fl=168mm、合成F2.2 Hα干渉フィルターによるシステムです。
光害地の自宅庭での観望で月も大きいのですが、透明度が良く、肉眼でも3等星がギリギリ見えているくらいの条件です。

北アメリカ星雲が見えなくなる前に、一回見ておきたいと思ってシャッター速度やコントラストをいろいろ調整するのですが・・・・見えず。やっとのことで捉えたM27でもこの程度。
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ちなみにバックグラウンドの輝星に見えるのは全部ノイズです。

輝度の高いM27ですから、この程度なら眼視で見た方がよく見えますね。眼視で見えないものが見えないと電視観望の意味がないからなあ・・・・いろいろやってみたのですが、設定の変更が画面に反映されるのに結構なタイムラグがあり(シャッター速度とかも遅いのでこれは仕方ない面もあります)2時間くらいかけても、これ以上のイメージは得られず。
何度も自問した「Revolution Imager R2 の性能がこんなものなのか、自分の使いこなしが全然ダメなのか 」を考えつつ、明日の仕事のことを考えて撤収。

人一倍根気のない自分ですから、こういう時間がかかるやつ、向いてないような気がしてきました。同じ理由で、画像の蓄積や画像処理に時間のかかる天体写真も挫折していますから実績は充分(笑)。

年々時間が貴重になってきているので、いろんなジャンルを楽しむにしても効率のよい時間の使い方を考える時期に来ているのですよね。