満月ですが、台風一過で雲一つない快晴なので、8cm合成F1.8システムを使ってみます。
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肉眼での限界等級は2等+程度。さすがに厳しい条件かと思いましたので、まずは輝度の高いM57で。
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色は分からないけど、何とかリング状に見えますね。
今回はHα観望ではなく、付属のUV/IRカットフィルターにシャッター64、AGC36の標準的な設定でやっています。

では続いてM27では?
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うーん、これも色は見えないなあ・・・・・月のない時にやれば結果は違ってくるんでしょうかね?

↓以前、月齢16の条件でに15cm合成F2.4でやった時は一応、色が出せたんだけれど・・・・
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この結果を見ると、F値の明るさ云々ではなく、できるだけ大口径でスケールも拡大した方が色が出てきやすそうな気かしてきました。そうなると、自分の現所有最大口径である30cmシステムを考えなければいけないですね。もう、画角が狭いから導入が難しいなんて甘いことは言ってらんない。

電視観望では淡く広がった散光星雲を見たかったんだけど、ちょっと計画変更して惑星状星雲の拡大画像に特化していく手もありますか。もともと眼視では惑星状星雲を見るのが好きですしね。上の15cmでの画像の倍の大きさに拡大できて、色も見えればかなり見栄えはするでしょう。

あと、Revolution Imager R2 にはナイトモードというのがあって、これにすると
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このようにモニターが白黒画面になります。こっちの方が見やすいですね。
どうせ色が見えないんだったらこれでいいかな。

ちなみに、今日、M57や27を見たセッティングで地上の電柱とかはこのように見えました。
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以上、満月の夜に8cm屈折システムを稼働した報告でした!
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