30cm、合成fl=795mm、合成F2.65 のシステムを使ってみます。今日も肉眼での限界等級は2等+程度です。

まずはM57
IMG_5203
いいですね! スケールも大きいし、色も出ている。
そうか、最初から素直に30cmにつければ良かったんですね。

気を良くして、続いてM27
IMG_5205
色も出ているし、見た目は大きいんだけど、ちょっと薄いですよね。
でも、これ以上コントラスト上がらないんです。一般ギャラリーの方が見たらどう感じるでしょうか。

はくちょう座のサドル付近も入れてみます。
IMG_5209
あー、やっぱりHⅡ領域は出ないか。しかし、輝星の十字のスパイダー光条は一般ギャラリーには受けそう。

M31とか中心部だけ写って、何だかよく分からないです。
IMG_5206
ほんのりと黄色い色が出ている気はしましたが。

薄く広がった星雲は、光害地でやっている限り、自分の機材環境ではちょっと無理かもしれないですね。空の暗いところに行くとか、デュアル・ラインフィルター使うとか、パソコンソフトでの画像処理を導入するとかしないといけない気がしてきました。

現状では、やっぱり惑星状星雲に特化の運用になって行くでしょうか。
まあ、M57があれだけの大きさになるんだったら、キャッツアイとかエスキモーとかクレオパトラなんかもそれなりに形が見えるかも。

そうこうしているうちに月が出てきましたので・・・
IMG_5214
レデューサーをはずし、シャッター速度も速めて月面仕様にしてみます。
IMG_5215
きっと一般ギャラリーにはこの方が受けますよね。
でも、月面はモニターで見ると階調が全然なくなるので、眼視のほうが良く見えます。

それと、モニター観察だと同時に多人数に見せられると思ったのですが、ちょっと斜めになるとこんな感じに色が変わってしまうので、
IMG_5218
正面にいる人にしかちゃんと見えないんですね。この辺は少し誤算。

あと、これはレデューサーを付けた状態ですが、おまけの土星。
IMG_5202
一応形はわかりますが、これももうちょっと拡大したいですね。

以上、30cmでの運用報告でした!