というわけで、ミザールBN-80 改 8cmF5鏡筒、ASI294MC、AZ-GTi経緯台のシステムを、UV/.IRフィルターのみで広い帯域を使い、連続スペクトルの対象を電視観望します。
M45

M45は青い星が多いので、いきなり、青ハロのオンパレードになります。Duo-Bandフィルターでは見られない黄色い星が青ハロと相俟ってカラフルな像を示します。反面、まだ高度が低いので反射星雲の描写は今一つですね。
次は、いきなりメインのM31
ほぼ可視光全体の広い帯域を利用するので、周辺部もそこそこ表現できてます。
しかし、どうやったら、雑誌入選作品のように、中央「黄色」、周辺「青」、といったカラーリングに浮かび上がらせることができるんでしょうね。結局は画像処理の腕次第、ですか青ハロの控えめなアクセントは、M33宙域でも健在!
うーん、M33の腕にあるHⅡ領域を写し出すのが一つの課題となってるのですが、なかなか出せないですね。
NGC253の周囲には明るい星あんまりないので、青ハロ効果もなしか・・・・
さて、カリフォルニア星雲の当たりにも、青ハロ源(?)の明るい星は多数存在します。

赤いHⅡ領域と青ハロのコントラストが美しいのですが、画像処理上、HⅡ領域を浮かび上がらせるのは、けっこう大変になります。
ここで、ZWO Duo-Band Filter にチェンジ!

先日も言いましたが、ZWO Duo-Band Filter により、星雲の描写力が大幅に増すうえ、星像もシャープになりますね。ただし、星の数はかなり減ります。 さて、この後、ZWO Duo-Band Filter による冬のHⅡ領域祭に突入します。 |
次回更新に続く!
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