赤外線が入ってくると屈折対物の収差が増大するので、トータルで考えて正しいパッケージングだとは思います。しかし当方の場合、電視観望に「赤外域利用」を大きく位置づけているので、個人的には「余計なことしてくれるよ」ということになります。正直なところ。
となると、当然これを取り外す「レス改造」を考えるわけですが、SV305を入手するや否やこれを敢行したM87JETさんの例もありまして、もう実行するしかなく(笑)。
ただし、皆さんよくご存知のとおり、こういうことをやりますとメーカー保証がなくなるのはもちろん、有償のメンテナンス等も受けられなくなるという両刃の剣。素人にはお勧めできない。
以降、当方の光学ウインドウ取り外しの模様を掲載しますが、こんなことはやらないのを強くお勧めいたします。振りじゃないですよ。絶対やらないでください。
まず、六角レンチで筐体を開けます。
あ、当然、黄色のマークのついたシベット号でおこないます。
筐体を開けると基盤やセンサーはさらに4本のビスで止まってますのでこれも外します。
ひっくり返して光学ウインドウにティッシュと割り箸を当て、トントンとやりますと、「ポン!」と音がして、割とあっけなくはずれました!
偉そうに「両刃の剣」とか言ってる場合ではない事態に!
しかも、ガラスが残っててこれがなかなか取れないんですよね。
だから、止めとけ言ったんだよね、スマートに取り外したM87JETさんが無茶苦茶カッコ良く見えます・・・と、後悔していても仕方がないので、
破壊が恐くてATMができるか!
と妙な理屈をつけながら残ったガラスを必死で取り除き、センサーへのゴミの付着を防止するために・・・・
光学ウインドウを豪快に打ち破った割には、小心者な対策をおこなっております(笑)。
追記:この部分にラップを貼ると取れなくなりますので、これをやるなら顕微鏡用の「カバーガラス」の方が適しています。
あきらかに波打ってますが、センサー面に近いし、ラップは非常に薄いから光学的にはたぶん大丈夫。
というわけで、後は実戦投入のみですが、Lambdaさんからお借りしているノーマル機との比較で、SV305の光学ウインドウがHαを減衰させているか、などの検証が行えると思います。
そして、大事なことなので、最後にもう一回言います。
こういう改造はやらないことを強くお勧めします・・・・振りではありません
コメント
コメント一覧 (14)
小生のやり方のサジェスチョンが悪かったか・・・・・
申し訳ありません。
よろしかったら、小生の割れなかった外したウィンドウを郵送いたします。
twitterのメッセージで郵送先等ご連絡ください。
uwakinabokura
がしました
>破壊が恐くてATMができるか!
100%同意。犠牲は付き物です・・・憑き物かも。
uwakinabokura
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uwakinabokura
がしました
前回から拝見してました。
いや~・・こういうの大好きです!
私もガラス割ったりよくやってます。
で、ラップはドライヤーで軽くあぶってやるとピンと張るとかないんですかね?
なんか楽しそうなので続きも期待してます。
uwakinabokura
がしました
懲りずにコラボ企画第二弾をやってます。(現実逃避とも言う)
http://blog.livedoor.jp/p_tadasuke/archives/6399882.html
ノイズといいLiveStackの感度といい違うんですよね〜。
私のカメラは随分緑色が強いですし。
どこかに枠が欲しくて抜いたアメリカンサイズのUV/IR
フィルターガラスがあるはずなのでお入り用でしたら探します。
uwakinabokura
がしました
ボニー先生には、フィルターの種類を変えることを進言しておきますかね。
uwakinabokura
がしました
uwakinabokura
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