オープン双天会#4、昨日盛況のうちに終了いたしましたので、その模様をレポートいたします。前回の#3の時は会議の時は楽しかったのですが、事後のレポートをわりかし詳細に行ったところ、こっちのほうが数倍大変で、これが今後続くとなると自分自身「燃え尽き症候群」になってしまう懸念が出てきてました(笑)。というわけで今回は極力シンプルな事後レポートで行きます。
(思えば、こうやって自分を追い込まずにやって来たのが、星を長く続けられている秘訣のような気もしてきました)
#4
さて、今回のテーマは「星まつりWeb開催を考える」でしたが、出た意見を箇条書きにします。

*胎内星まつりのWeb開催は英断であり、熱意を感じられる企画である

*しかし、視聴者の反応を吸い上げて運営に反映することはできてなかった

*出演者がしゃべり慣れておらず、少し気の毒な感じもあった

*声優さんが出てくる天文台訪問は丁寧に作り上げられており面白かった

*パネルディディスカッション的なものが出演者の雑談に移行すると視聴者としては疎外感を味わった

*しかし、これらの文句が出てくるのも新たな試みを提示してくれればこそ。不慣れな未体験ゾーンで運営側はよくやっていたと思う

*星の村スターライトフェスティバルがコロナ以降初めてのリアル星まつり開催になるのだが、どのような感染対策で乗り切るのか? しかし、これも勇気あるモデルケースの提示と思う

*双望会における「雨天時の食堂での天文談義」のような雑談が、24時間開放され、出入り自由のWeb会議でできると面白いかもしれない

*その場合、1系統だけではなく、いくつかの小部屋が利用できればなおよい。現状のZOOM会議の機能では厳しいが、今後さまざまなWeb会議の機能が充実していけば、そちらに乗り換えれば可能か?

*現状のWeb会議システムは、音声は「声の大きい人が勝つ」状態で、結局一つの話題しか扱えない。各自の画面が「天体の生配信」等の情報的価値を持つものに切り替えられれば、各参加者による情報の同時並行発信が可能になるかも知れない

*OBS StudioというフリーのソフトにVirtual Camという機能がある。https://vip-jikkyo.net/obs-virtual-cam

*各自が情報発信する方法はシンプルなほうがよい。発信に際して裏技の駆使して等のスキルが必要になると、全体として共有できる情報量が少なくなる

*会議参加者による天体の生配信はやはり面白い。「自分の地域が悪天候でも見られる」「参加者のリクエストに応える等、双方向性もある」に加え、リアル観望に対するアドバンテージも「長蛇の列に並ばなくてよい」「多くの人が同時に見られる」「ひとつの対象だけでなく短時間に多くの天体が見られる」「感染症対策不要」など数多い

加えて、雑談内容も箇条書きに

*一般の方と天文マニアの共通認識のギャップはもちろんあるが、天文マニア同士でもギャップはけっこうある。スキルの高い人ほど「こんなの簡単ですよ」とさらりというが、全然簡単な話ではないことも多い(笑)

*カセグレン系光学系での光軸調整。グレゴリー型マクストフ・カセグレンやドール・キルハムはやりやすい方。シュミットカセグレンも接眼部にレーザーが帰ってくるように調整すれば問題ない。焦点内外像ラグビーボール型になっても焦点像はそれなりにシャープ。ルマック型マクストフ・カセグレンは副鏡のスケアリングがずれたらどうすればよいのだろう

*F30とかのカセグレンがあれば、バーロー不要、直焦点でそのまま惑星が撮影できそう。設計上も高性能なものができる

*屈折の4群4枚とか分解して組み立てたら光軸は再現できないだろう。分解不可。

*2枚玉レンズでさえセルから外して再度入れるだけで芯ズレを起こす

*以上の結果からやはりニュートン式がもっとも優れた望遠鏡と言える(シベット言 笑)

*星を続けていくうえで、「経済的制約」「時間的制約」の2つがあり、その状況は人それぞれ。アラブの大富豪でも買えないものはある。制約があるからこそ創意工夫が生まれる。自分の環境で楽しんだもの勝ち

*ただし、星の趣味は「経済的制約」についての自由度が高く、フリーソフトによる光学シミュレーションなど、実質無料で楽しめるものから、高級機にお金をかけて確実に高性能の担保を得る路線まで、非常の多くの選択肢が提供されている(シベットのように「買ったら負け」のような意味不明な意地を通す選択も許されている 笑)

といったところでしょうか。以上のような内容で双天会が終了した後も、一部の参加者は智志さんによるZOOM会議に移動。8cmF15屈折による火星や月面のライブ中継を楽しみました。
この時、撮影した20分の動画から5000フレームをスタックしたのが下の画像だそうです。
画像
これで8cmなのですから素晴らしいですね! 撮影終了後、ゲインや露出を上げてフォボスやダイモスが見られるかどうかチャレンジしましたがこの日は見られませんでした。あと、この会議はシベットが自分がホストではない気楽さから、いろいろ自分勝手なことを言って終わりました(笑)。

昨日はこのような顛末でした。会議に参加してくださった皆様、ありがとうございました!

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さて、ここで、早くも10月3日(土)20:00~のオープン双天会#5の予告です。

次回は、Web会議初の試み、フリーマーケットをおこないます。

#5ではアイテムの実物提示と出品者による質疑応答を予定しています。話がまとまりそうでしたらチャット欄でメールアドレスを交換していただき、その後の取引は当事者どうしでお願いします(言うまでもないことですがシベットはこの取引に関して一切責任を負いません)。また、1アイテムに複数購入希望者がありました場合は、会議画面上のジャンケンで決定するかも知れません。
また、購入者は会議に参加して、顔出しをしてくれることを条件としたいと思います。

現在、K.Nebulaさんより
キャノン防振双眼鏡10× 5万円。スワロビジョン 8.5X42、8×32mm 定価の10万円引きで
が出品されています。

出品希望の方はこの記事のコメント欄へアイテム名、希望価格、等を入れていただくか、シベットあてメッセージかメールをお送りください。アイテムの程度、画像等の情報もありましたらなお分かりやすいと思います。それでは皆さま、出品・購入共にご検討ください!