11/14(土)~15(日)にかけては日本全国にわたり、「快晴」「新月」「翌日休日」の三拍子が揃っており、日本各地での天文家の皆さんが非常に活発に活動されたようです。自分も少しだけやってみました。

今回は「SVBONY CLS」フィルターとASI462MCのパフォーマンスを見ます。
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このフィルターの特徴はこのように近赤外域をほとんどすべて通す、ということで、近赤外感度の高いASI462MCを使った電視観望での検証では小宇宙(銀河)の描写に最適という結果が出ています。


上の記事の時は76mmF3.7ニュートンをレデューサーなしで使ってましたので、今回は笠井のアイピースレデューサーを使い、口径を70mmに絞った、70mmF2.9、fl=204mmケンコーニュースカイステージ改、SVBONY CLSフィルター、架台はAZ-GTi、SharpCapによる画像処理というシステムでやります。月はないのですが、やや透明度が悪く2等星くらいまでしか見えない条件です。

まずはM31、8秒露出、Gain400、32Stack
m31 8s gain400 31stack
うーん、こんなもんでしょうかね。もう少し周辺部が出てもらいたいのですが・・・・星像も何だかレデューサー入れない時よりボテッとしてる気がします。ひょっとしてレデューサーレンズによる赤外ピンボケが少し発生しているのかもしれません。

続いてM33、8秒露出、Gain400、33Stack
m33 8s gain400 33stack
これもこんなもんかな・・・? 

一応、プレアデスの反射星雲も見てみます。16秒露出、Gain400、17Stackm45 16s gain400 17stack
反射星雲あんまり出ないですねー。あとなぜか視野回転(?)してるし、輝星が多くて星像のボテりがすごい。まあ、QBPフィルターだと青緑になってしまうのが、青っぽくは表現で来てる気はします。

一応、フレイムネビュラと馬頭。16秒露出、Gain400、35Stack。
batou 16s gain400 35stack
これはQBPフィルターのほうが断然いいですね。

M42も同様。16秒露出、Gain400、20Stack。
m42 16s gain400 20stack
中心部は飛ぶは、周辺部は出ないわ(笑)。もちろん画像処理のまずさもありますが・・・

しかしながら、このM42の時点で寝落ち(笑)。この日は仕事+夜のスポーツで21:00過ぎ帰宅、22:00ごろから始めていたのですが25時前くらいに力尽きる形となりました。半分寝ながら撤収(と言っても望遠鏡一式そのままベランダから室内に入れ、パソコンの電源を落とすだけですが)。

さて、やっぱり、「SVBONY CLS」フィルターは小宇宙(銀河)専用かな? という結論ですね。
しかし、小宇宙が対象だと視直径の小さいものが多いので、もっと焦点距離を長くして拡大する必要があります。そうすると視野が狭くなって自動導入で入らないし・・・さて、今後どう折り合いをつけていくか!?