Sky-Watcher VIRTUOSO(ヴィルトゥォーソ)GTi マウントです!
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パーティクルボードの片持ち経緯台に2軸モーターとエンコーダーを搭載し、先発のAZ-GTi経緯台と同様のアプリ「Synscan」でドライブする自動導入架台です。

特筆すべきはその安さ、架台のみで税込み27,720円は自動導入機最安です。そのため、2021年7月現在、架台のみのものはすでに初回ロット完売と言う人気。

搭載可能重量は約6kgですが、モーターとエンコードのユニットを取り外し大型のドブソニアン架台にでも取り付ければさらに発展性が見込めるでしょう(もちろん保証外となるので非推奨)
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(ここのネジをはずせば、おそらく取り外し可能)

しかし、当方はとりあえずノーマル状態での使用を想定(当たり前か 笑)。

C8なら鏡筒重量が約5.6kgだからおそらくベストマッチ・・・?
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少し架台重心中央よりオーバーハングするものの、接眼部も鏡筒も一切干渉しない運用が可能。
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ただし、本体のC8でプアマンズHyperstarを作ろうと思ってるので、本格運用はもう少し先。

当面はこういう運用になるかな・・・
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これまた新発売アイテムであるSVBONYのモノクロCMOS、SV305MProを使用します!
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カラーCMOSのSV305を電視ファインダー、SV305Mはメイン鏡筒で。
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SV305、SV503、SV305M・・・よくわからない「SVBONYしり取り」が展開されております!(笑)

これは電視ファインダーとメイン鏡筒の光軸を合わせた時の画像。
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右側のモノクロ画面、SV305MではSharpcapのバージョンが4.0(β版)になってますが、305Mでは4.0を使う必要があります。でも、付属CDにはSharpcap3.2しか入ってないから、ネットでダウンロードしないといけないですね。これ、自分はcokatooさんに教えてもらってたから迷いませんでしたが、予備知識がないとここでつまづくんじゃ、と思います。

ちなみに一応日本語マニュアルがあるのですが、IMG_3274
日本語訳が

ROI any resolution → ROI いかなる決議
Guide Scope → 指導範囲
Electoric Rolling Shutter → 電子転がるシャッター
Cleaning Cloth → 清潔布

といった調子にSVBONY節が全開(笑)
ひとつの「お茶目なプレイ」としての付加価値は認められるもののマニュアルとしてはあまり機能していません。もちろんSharpcap4.0が必要とも書いてないし・・・

さて、VIRTUOSO GTi マウントもSV305Mproもすぐにでも試したいのですが・・・

月は見えるものの、曇ってますねー
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(左上は木星、右下は月)
まあ、木星、土星や1等星はちらほら見えなくもない。強引にやってみるか!
ベランダに置いたら、高さが低いので手すり等で仰角の低いところがかなり死角になってしまいました。台か何かに載せる必要がありそうです。動作音はAZ-GTiより静かですね。
しかし、星がほとんど見えないのでアライメントが出来ないです。木星の1スターアライメントで何とかやり、苦労してM57を導入しました。
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SV305MのほうはHa7nmフィルターを使ったHa単色光です。
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雲を通してもM57のリング状がわかったのはさすがですが、ライブスタックが一切できません。まあ、これは仕方ないですね。やっぱりちゃんと晴れた日にやらないと。

とりあえず、今日のところはインプレ予告編程度ですね。ヴィルトゥォーソもSV305MProも真価を発揮するのはこれからと思われます。

さて、どのような展開になって行くかな?