というわけで先日レデューサーと焦点面の距離を最適化しました
SP140SSの星像を検証します。
まずは星像の確認。画面の中央部を800%に拡大すると・・・
さらに周辺像、こちらは画面の右下の拡大
視野中央から周辺までこの星像ですと、それなりにプアマンズ・イプシロンと言っていいのではないかと考えられましたが・・・
全体を見ると
leo triplet 4s gain390 IR640proFilter スタックなし1枚画像
うーん、どっかでケラれているのだろうか・・・前に使っていたNo4レデューサー(焦点面との距離を42mmにしたた仕様 ちなみに今回使ってるのは距離が30mm)ではこんなに周辺減光出なかったです。
仕方ないので中央拡大でライブスタック。
leo triplet 8s gain390 IR640proFilter 24stack
ま、電視観望としては悪くはないです・・・悪くないんですけど、中央拡大が前提になってしまうとせっかくのASI294MCの4/3”というラージフォーマットが無意味に・・・お手軽電視観望の志向としては少々周辺コマ出ても周辺減光少ない方がいい? あるいは1/1.2”センサーぐらいの広さならちょうどよいイメージサークルになる?
うーん、せっかく苦労して改造したんだけど294の4/3”で使うこと考えたら、元の仕様に戻した方がいいのかな?
これはプチ自滅かも?(笑)
さて、それはともかくM66の部分を拡大してオートガイドの調子を見ます。SV905Cの露出時間は0.5秒。若干ガイドが行ったり来たりしていたので星がちょっと左右に伸びてますね。SV165の焦点距離は120mmだけどもう少しflの長いガイド鏡にしたらこの辺の精度上がるのでしょうか? こちらももう少しブラッシュアップする必要がありそう・・・
ところでSharpCapの新機能、「天体名」を使うと
しかし、こうやって見ると、今まで小さな星に見えたものが実は銀河であった、と理解され大きな意味を持ってくるわけですね。
と、そんなこんなでやってたら、お約束のH2O分子雲が・・・
プアマンズ・イプシロン、半分は成ったけど半分は不発、って結論になるのでしょうか?
いや、まだだ、まだ終わらんよ!(笑)
コメント
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たぶん、レデューサとのBF最適化で、より縮小率が上がって、F値が明るくなって、入射角が厳しくなったのだと思います。
それにしても素晴らしい星像ですね。
僕もこういうのを作りたかったなぁ・・。
uwakinabokura
がしました