先日の、梶ケ森~芸西ツアー(笑)では、新ファインダー、「 正立90度対空、3cm5倍10度 」の使い勝手を確かめるのも目的のひとつでした。

まず、良かった点

① 正立で視野が広いため、星座のどの位置をファインダーで見ているかが分かりやすい。

② 「フィールド版スカイアトラス」とのスケールがほぼ一致( 今までは、ファインダーの方が拡大率が高く、脳内変換の必要があった )


ということで、全体的には非常によかったです。

ただ、不満な点もあります。

① 小型化した分、少し覗く位置が高くなり、仰角によっては背伸びしなければ届かなくなった

② ファインダー口径が、5cm→3cmとスケールダウンしてしまったため、ファインダーでの対象確認がやりにくくなった


これらを解決するために、ちょっと考えてこのようにしてみました。

ea25b08d.jpg


3cmファインダーの取り付け位置を少し低くしています。

da565245.jpg


さらに、サブスコープ的に、SD80、正立90度対空、8cm19倍2.6度 を置いています。
( 主望遠鏡との光軸一致機能はないですが、何回か組み付け直して2.6度の視野内のどこかには、主望遠鏡の視野中心があるのを確認 )

fc8ecd44.jpg


ファインダーで見えない対象については、3cmで星の並びを参考に導入し、8cmの口径で確認可能なものは、星図はすっ飛ばして「 視認 」で、一挙に導入する、という計画です。

まあ、しかし、このシステムの、使い勝手確認は次の新月かな・・・・