さて、2インチ接眼部が使用可能になったので、3インチ天頂ミラーの光軸をレーザーコリメーターで合わせられるようになりました。
まずは、レーザーが斜鏡の中心になるように位置を調整した後、鏡筒につけ、さらにレーザーが対物の中心を通るように調整します。
http://space.geocities.jp/jzd01063/20140119102214.JPG http://space.geocities.jp/jzd01063/20140119112452.JPG
ところが、実際にやってみると、エルボー内の干渉によって、もうちょっとのところで微妙に合わなかったです。
そこで、斜鏡のステーを改造し、最終的には中心の押しネジ(蝶ネジのやつ)と三方向の引きネジの形式にしました。これで何とかあわせることができました。
あと、塩ビエルボーと接眼部の固定はソケット部分に差し込んで適当なところで止めていたのですが、塩ビで工作した人なら御存知のように、ソケットは少しテーパーになっているので奥のほうはきつくなっており、あんまり強く押し込むと容易なことでは外れなくなるんですね。
そこで、スケアリングを保ったまま、着脱性をよくするためにスペーサーをかませることにしました。
慎重に平行を出し、切込みを入れてCリング状にします。
http://space.geocities.jp/jzd01063/20140119125959.JPG http://space.geocities.jp/jzd01063/20140119131656.JPG
このリングをソケットにはめこんで、差し込んだ時に、ちょっと手前で固定できるようにしました。これだと抜き差しがきつくなりません。
http://space.geocities.jp/jzd01063/20140119143108.JPG http://space.geocities.jp/jzd01063/20140119143203.JPG
Cリングのミゾをラックギヤが通ります。また、そのままではちょっとぐらつくので、横からネジで押さえるようにしました。
今日は、このようなこまごまとした工作で終わってしまいました。なかなか本題に移れないですね・・・・( 笑 )
コメント
コメント一覧 (2)
こまごまとした作業ですが、50cmの鏡の性能を活かす為には必要なことですよね。
着々と進んでいて素晴らしいです。
uwakinabokura
が
しました
実は、正月のおみくじが「末吉」で、「にわかに事を為さんとすれば災いあり」だったので、極力慎重に工作を進めるようにしています。また、基本、現物合わせで作っているので、途中でいろいろな変更ができるようにやっているのもあります。
何度も言ってますが(笑)、夏ぐらいまでには観望できる形にしたいですね!
uwakinabokura
が
しました