50cm望遠鏡のトラスカバーを作ろうとし今ひとつうまく行ってなかったんですが、OSPではトラスカバーをつけたトラスドブはほとんどなく、トラスロッドが素通しの状態で運用されているものばかりでした。

それなら、自分のも最低限の遮光でいいんじゃないかと思って、シンプルなやつにしてみようかな、と。

ホームセンターで黒のプラダンを買ってきて、カッターで切れ込みを入れます。

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切れ込みを入れないと、このように曲がらないんですね。



これは90×180cmの標準サイズのやつですが、そのままだとちょっと長すぎますね。こんなにいらないか。

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半分の長さに切ってみました。

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これでちょうど、トラスの短いほうの部分だけをカバーする長さです。これでいいですね。

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鏡筒の内側に突っ込んで、突っ張った状態でマジックテープで止めるようにしました。これで充分ホールドされます。

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接眼対面部も、プラダンで。OSPでもこういう感じの遮光板はちょくちょくありました。

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なお、斜鏡で隠れる部分に丸く穴を開け、遮光板による気流の乱れを避ける構造にすると”Mel Bartels 式”(?)になります。

これが全体像。

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すっきりしていて、鏡筒のフォルムが生きますね。
ただし、御園ではおそらく斜鏡に結露するだろうから、そっちの対策が必要かも。