放物面鏡に交換した鏡筒で地上の風景を撮影してみます。

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まずは、レデューサーなしのfl=280mm、筒先に70mmの絞りを置いていますので、F4となります。

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こちらは0.81倍レデューサー付き226mm、F3.2.
レデューサーを入れることで約7mmほど主鏡側に接眼部を移動することになります。

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写野が広くなった分、周辺減光が少し目立つ気がします。斜鏡が主鏡に近づくことになるので、イメージサークルが小さくなるのも影響しているでしょうか。

ちなみにシャッター速度は、280mmF4 では 1/1000秒、226mmF3.2で、1/1600秒。
F3,2のほうが、1.6倍ハイスピードとなり、F値の関係と一致しています。

さて、それでは中央部を拡大して比較してみます

まずは、280mmF4レデューサーなし。

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さすが反射面だけで構成される放物面鏡のニュートン式。、今までより明らかに中心部がシャープで、ライブビューの液晶によるピント合わせでも、ピントの山がつかみやすいです。

次に、226mmF3,2 レデューサー付き



ややシャープネスが劣るでしょうか。これが、ライブビューによるピント合わせでも、ピント位置がわかりにく、という形で体感できました。この辺が星像にどのくらいの影響があるかですね。また、コントラストも少し落ちるようです。

次に周辺部の比較。左がレデューサーなし、右がレデュ―サーありです。


 

この部分では、評価が逆転します。左の方はコマ収差の影響もありそうですが、像面湾曲による周辺ピンボケできちんと結像しません。右はフラットナ―効果でまずますの結像。

トータルで見ると、レデューサーがあったほうがいいでしょうかね。

まあ、やっぱり星を写してみないとわからないですが、惑星状星雲や銀河にはレデューサーなし、大きく広がった散光星雲にはレデューサーあり、と使い分ける手もあるかも。

さあ、球面鏡の時より星像が小さくなってくれるでしょうか!?