クローズアップレンズ、No2、3、4を補正レンズとして、14cm fl=500mm シュミット・ニュートンで試写してみました。

まずは画角、倍率( 縮小率 )、周辺減光等を見ます。
いずれも、EOS KISS X2  ISO1600 露出20秒 対象はこと座のベガです。

補正レンズなし ( fl=500mm F3.6 )          No2 0.92倍 ( fl=460mm F3.3 ) 
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No3 0.86倍 ( fl=430mm F3.1 )         No4 0.81倍 ( fl=405mm F2.9 )
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ぱっと見、あんまり変わらないですが、補正レンズの縮小率が強くなるとともに周辺減光が増えている感じですね。あと、補正レンズを使っている画像では、左上の方にベガ? のゴーストが出ています。



・・・ガム星雲かと思いました(笑)。よくわからないですが、シュミット補正板と補正レンズの干渉でしょうかね? 


さて、それより気になるのは周辺のコマ収差ですが・・・・・・( 画像の左上の方を拡大 )

 補正レンズなし                          No 2 
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 No3                                 No4

 

それぞれの傾向がわかって面白いですね!
補正レンズなしでは、コマ以上に非点収差で矢印みたいな形になっています。
No2では、非点収差が補正されてコマ収差のみ? になり、No3ではコマが少し残りながらも、かなり補正され、No4ではさらに補正されてほぼ満足のいく星像になっています。3、4あたりでは像面湾曲もフラット化しているようですね。

特にNo4については想定以上に結果が良く、そのままアストロカメラとして使えそうな勢いです。

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( No4仕様  fl=405mm F2.9 によるベガ )

ついでに、No4仕様で、M27を撮ってみました。

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(  14cm fl=405mm F2.9 仕様  ISO1600 20秒露出 コントラスト、明るさ調整 )

結構シャープで有望な感じですね。偶然、シュミット補正板の位置と補正レンズのパワーがマッチしたんでしょうか。・・・・・・この仕様で、フラットシュミット完成! になってしまったかも知れません(笑)。
もちろん、まだ補正板の位置をいじったり、いろいろやるんですが、下手なことやっても上の画像よりは良くならないんじゃ・・・・・

あと、実はクローズアップレンズのNo5( fl=200mm )も持っていて、これを使うと、0.77倍 fl=385mm F2.75になるはずなんですが、No5はレンズが厚くて、Tマウントに収まらないので、補正レンズとするには一工夫必要で、まだその問題を解決していません。

No5を使ったとして、No4でわずかに残っていたコマがピンポイントに補正されたら、凄いことになってしまうような気がします。


しかし、それよりも目下の問題は架台で、20秒以上露出すると、星が点に写らないのです。
さすがにもう少し露出をのばせないことには実戦投入できません・・・・・
やはり、SP-DXがないとダメか?