台風が通りすぎて一応晴れたので、薄曇りの上に月もありますけど、実験中のシュミットカメラで夜空を試写してみました。

口径14cm、fl=450mm、F3.2 で、補正レンズなし、シュミット補正板は900mmの位置に置いた、純シュミット状態です。

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( ISO1600 露出1分を3枚合成 ビクセンSP赤道儀ノータッチガイド ガンマ補正、明るさ・コントラスト調整 )


やはり、星像が甘いですね。

もともとfl=500mm主鏡用のシュミット補正板が、fl=450mm主鏡の球面収差を補正しきれてないようです。

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( 画面中央部拡大 )

さらに、像面湾曲による周辺部のピンボケもかなりあります。

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( 画面左上拡大 )

おまけにピンボケ量が左と右で違っていて、スケアリング調整の不備も見られました。

そして、クローズアップレンズNo5による補正レンズを入れてみたところ、予想通り星象が肥大しました。
合成fl=328mm F2.3 となります。

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( ISO1600 露出10秒 一枚撮り )

ピントは相当甘いうえに、右の方に電線も入ってしまったため、もう画像処理する気も起こらず・・・・

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( 中央部拡大 )

取りあえず、fl=450mmの主鏡はダメだということが分かりましたので、fl=500mmの主鏡に戻して、次回以降の実験で補正レンズとシュミット補正板の距離のマッチングを探っていこうと思います。

あと、SP赤道儀+DCモーターによるノータッチガイドですが、赤道儀の西側を重くしてやれば、露出時間1分~2分はいけそうだということも分かりました( 東側が重いとトルクが足りなくて? 追尾しなかった )。
しかし、星像がシャープになればなるほど、この時間は短くなるような気がしますので、追尾の評価は光学系の結像を煮詰めてからですね。