月曜日の晩に晴れたので、平日で少ししんどいんですけど「 今しかない 」で試写してきました。
午後8時ごろには高知県東部某所にて撮影開始!

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口径140mm 合成fl=405mm 合成F2.9  準フラット・シュミットカメラ
CANON EOS X2( フィルター改造仕様 ) ISO1600
追尾は、さかい式センサレスベクトル制御のDCモーター + ビクセンSP赤道儀によるノータッチガイドです。

まずは網状星雲 2分露出

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( バックグラウンド処理 明るさ・コントラスト調整 )

超新星残骸の青い部分も結構写るもんですね。

続いて、カリフォルニア星雲 2分露出

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( バックグラウンド処理 明るさ・コントラスト調整 )

これら2枚はいずれも一枚画像のため、画像処理で星雲を強調しているうちに粒子が荒れてしまいました。

そこで・・・・

北アメリカ星雲 1分露出を7枚合成

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( バックグラウンド処理 明るさ・コントラスト調整 )

やはり、みなさんが多数の画像を撮影してコンポジットしているだけのことはありますね。
ザラザラした感じがなくなります。

・・・・とこのように、雑誌やweb上で見かける画像を参考にかなり過激な処理をしてきましたが、やはり作為が入ってしまうのは否めないですね。

「天体写真は撮影者が作ったイラストだった!」
http://college.nikkei.co.jp/article/61323915.html
という新宿健さんの記事がありますが、同感です。

そこで、自分としては星雲をどのように表現したいのかな・・・? とちょっと考えてみて、やや軟調な感じに仕上げてみました。

北アメリカ星雲 1分露出を13枚合成

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( バックグラウンド処理 明るさ・コントラスト調整 )

どうでしょうね、こういう上品な感じのは。
やっぱり見栄えがしないかなあ・・・・・・


さて、撮影を始めた午後8時頃には快晴だったのですが、午後11時くらいに一挙に雲が出てきて、切れ目からM31をやっとのことで撮影して、この日は終わりました。

M31 90秒露出

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( JEPG撮って出し )

撮って出しのシンプルな感じも捨てがたいですね。
しかしこれ、拡大したらわかるのですが、接眼部が動いてピンボケになってしまってるんですよね。

その後、べた曇りになって撮りなおすこともできず終了! となりました。

あと、SP赤道儀によるノータッチガイドですが、fl=405mmでは露出1~2分が限界というところでしょうか。

北アメリカ4分露出

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( JEPG撮って出し )

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( 拡大すると星が伸びてます )

おそらく原因はピリオディックモーションです。
北アメリカ星雲は40分くらいかけて15ショットほど撮ったのですが、各画像が赤経方向に微妙に行ったり来たりしてるんですね。

ピリオディックモーションによる追尾の進みや遅れを、サインウエーブで表現するとすれば、

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谷か山付近の部分では2分くらいノータッチガイド可、山から谷へ、また谷から山へ移っていくスロープ的な部分ではノータッチは1分が限界とか、そういう動向になっているんだと思います。