聞くところによれば、”知る人ぞ知る”富山のSさんが、NINJAの40cmと32cmを両方所有して、自宅での「 チョイ見 」用に32cmの方を使っておられるらしいです。
稼働率と大口径の兼ね合いで、その辺をチョイスするのがさすがだなあ、と思い、以降「 チョイ見用の30cm・・・チョイ見用の30cm・・・ 」って頭から離れなくなってしまいました(笑)
というわけで、30cmのミラーとセルです。
いずれも笠井トレーディングで扱っている、GS社製のものですね。
http://www.kasai-trading.jp/newtonianmirrors.htm
笠井トレーディングのサイトには
>全ての鏡に個別の干渉計測定表が添付され・・・・
とありますが、ロンキー画像がついているだけで、測定表ではない気がします。
そして、この画像のみでは精度がいいのか悪いのか良く分かりません(笑)。
ま、それはいいんですが、実は同じGS社製の15cmF4ミラー( GINJI150FNのやつ )がものすごくよく見えたので、この30cmの精度にも、とても期待しています。
50mmぐらいの斜鏡で中央遮蔽を小さくして、惑星用に振ってもいいかな・・・・
細かい仕様は未定ですが、設置・撤収の迅速さを重視したトラス鏡筒で製作予定。
鏡筒は、アッパーケージ、中間部(分解しないトラス構造)、ロッカーボックスのスリービーチ・・・・じゃなかった、スリーピースとし(笑)、NINJAのようにファスナー(パッチン錠)で止めるようにしようかなと思ってます。
主鏡6.4kg、セル2.0kgなので、ロッカーボックス部分は12kgくらいに抑えたいですね。
30cmF5ニュートンのスポットダイヤグラムは以下の通り。
ドブソニアンとしては無理のないF値だと思います。
30cmF5だと、コスモキッズの76mmF3.7鏡を副鏡とした、F15のグレゴリー式とすることもできますね。
主鏡に穴が開いてないので、第三ミラーでナスミス焦点を出す「 グレゴリー・ナスミス 」となります。
30cmF15グレゴリー・ナスミスのスポットダイヤグラム↓
さすがF15ともなるとだいぶ周辺象が良くなります。
ただし、このように中央無収差とするためには、副鏡の76mmF3.7鏡が、円錐係数0.7487の楕円面であることが必要です( 放物面=0 球面=1 とした場合 )。
副鏡の円錐係数が少しでも違っていると、星像がボテボテになるので、製作の現実性は? ですし、30cmクラスではあまり実用的なメリットはありませんが面白いことは面白そうですね。
30cmF15グレゴリー・ナスミス、光路図の3D画像を作って遊んでみました( 平行法でご覧ください )。
稼働率と大口径の兼ね合いで、その辺をチョイスするのがさすがだなあ、と思い、以降「 チョイ見用の30cm・・・チョイ見用の30cm・・・ 」って頭から離れなくなってしまいました(笑)
というわけで、30cmのミラーとセルです。
いずれも笠井トレーディングで扱っている、GS社製のものですね。
http://www.kasai-trading.jp/newtonianmirrors.htm
笠井トレーディングのサイトには
>全ての鏡に個別の干渉計測定表が添付され・・・・
とありますが、ロンキー画像がついているだけで、測定表ではない気がします。
そして、この画像のみでは精度がいいのか悪いのか良く分かりません(笑)。
ま、それはいいんですが、実は同じGS社製の15cmF4ミラー( GINJI150FNのやつ )がものすごくよく見えたので、この30cmの精度にも、とても期待しています。
50mmぐらいの斜鏡で中央遮蔽を小さくして、惑星用に振ってもいいかな・・・・
細かい仕様は未定ですが、設置・撤収の迅速さを重視したトラス鏡筒で製作予定。
鏡筒は、アッパーケージ、中間部(分解しないトラス構造)、ロッカーボックスのスリービーチ・・・・じゃなかった、スリーピースとし(笑)、NINJAのようにファスナー(パッチン錠)で止めるようにしようかなと思ってます。
主鏡6.4kg、セル2.0kgなので、ロッカーボックス部分は12kgくらいに抑えたいですね。
30cmF5ニュートンのスポットダイヤグラムは以下の通り。
ドブソニアンとしては無理のないF値だと思います。
30cmF5だと、コスモキッズの76mmF3.7鏡を副鏡とした、F15のグレゴリー式とすることもできますね。
主鏡に穴が開いてないので、第三ミラーでナスミス焦点を出す「 グレゴリー・ナスミス 」となります。
30cmF15グレゴリー・ナスミスのスポットダイヤグラム↓
さすがF15ともなるとだいぶ周辺象が良くなります。
ただし、このように中央無収差とするためには、副鏡の76mmF3.7鏡が、円錐係数0.7487の楕円面であることが必要です( 放物面=0 球面=1 とした場合 )。
副鏡の円錐係数が少しでも違っていると、星像がボテボテになるので、製作の現実性は? ですし、30cmクラスではあまり実用的なメリットはありませんが面白いことは面白そうですね。
30cmF15グレゴリー・ナスミス、光路図の3D画像を作って遊んでみました( 平行法でご覧ください )。
コメント
コメント一覧 (2)
ついにちょい見用の30cmですか、どんなものができて来るか楽しみにしております。
実は私もケンコーのSE300Dを持っていて地味に45cmより稼働率が高かったりします。
uwakinabokura
が
しました
SE300Dのように鏡筒伸縮式にする手もありますが、自作の場合、剛性の面で不安がありますね。
SE300Dもホワイティの30cmも鏡筒重量が23kgらしいので、これ以下の重量にできそうなら、鏡筒をワンピースで作ることも考えています。
しかし、最近では
①オーバー18インチ ②チョイ見用30cmクラス ③10cmクラス屈折双眼
あたりが、眼視派マニアのスタンダード・ラインナップになって来ている気がしますね。
uwakinabokura
が
しました