今年の原村星まつりは、何と言っても、ニック青木さんが持ち込まれた、
ナイトヴィジョン(暗視装置)、ACT社のPVS-14( Photonis 4G INTENS 1800 オートゲート P45 WP )でしょう!
今回、これをのぞいた参加者の皆さんに相当なカルチャーショックをもたらしました。
これは第三世代のナイトヴィジョン( 以下、NV )で、本来はアメリカが軍事用に作っていて輸出禁止物扱いなのでアメリカ国外に持ちだせなかったのですが、ルクセンブルクやドイツで製造するようになって、公式に入手可能になったもののようです。
これを天体用に使用し、星雲の目では見えない部分を見る試みは既におこなわれていて、「 cloudy night 」などでは使い方などが論議されているようなのですが、少なくとも日本のネット上では報告がありませんでした。
そこで、「 cloudy night 」での情報を頼りに、このジャンルに切り込まれたのがニック青木さんです。
まずは、青木さんのハッブルオプティクス50cmF3.3ドブソニアン、PL55mm35倍に、アダプターを介して、Hαフィルターを付けたNVを取り付けて覗きます。
「 ・・・・・! 」
これで星雲を見るとまるで写真のようにくっきりと見え、眼視のようなボヤーっとしたあいまいさが全くありません!
10年くらい前の第三世代NVは、画質も荒く星像もボテッとしていて、「 まあ、見えることは見えるけど観賞価値はちょっと・・・・ 」という感じだったのですが、現在のNV画質もよく階調も豊かでものすごく進歩しています。
iPhoneのカメラをかざして「 スナップショット 」を撮ってみますとこんな感じになりました。
うーん、これじゃ伝わらないかな・・・・・・・
実際にはこの数倍、粒子が細かく諧調豊かに見えているのです。
星雲の観望って、見えるか見えないかの微妙な違いを検出する「 わびさび 」の世界なので、月や土星と違って全く素人受けしないのですが、NVで見ると、熟練の観測者でも初めて見る初心者でも、全く同じ内容が見えてしまうんですね。
これはひょっとして天体観望の革命ってやつではないでしょうか・・・・?
しかし、まだまだNVの衝撃は、これだけではなかったのでした( 続く! )





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