「 スクワイア / アフィニティ ストラトキャスター メイプル 2トーンサンバースト 」です!

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これは「 ラージヘッドでメイプル指板のストラトキャスター 」が、どうしても欲しくなって、その条件で検索したところ、一番安かったのがこのギター。通販にて、 税込22,464円で購入しました。
スクワイアにはこの「 アフィニティ・シリーズ 」の下にもう少し安い、「 バレット・シリーズ 」ってのがあるんだけど、それにはラージヘッドがなかったんですよね。

それはともかく、スクワイヤはフェンダーの廉価版ブランドなので、安ギターによくある「 ストラト・タイプ 」ではなく、一応オフィシャルに「 ストラトキャスター 」と呼べるものです。

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その割にはロゴが、「 ストラト 」で終わってる(笑)。ここはちゃんとフルに書いといてもらいたかったところです。

このヘッドもそうですが、指板全体が、サテン仕上げのつや消し塗装で、よく見られる「飴色」ではありません。
白っぽくて少々チープな感じがしますが、これが本来のメイプルの色で、飴色のは着色されているんだとか。

ボディ材がこのギターのセールスポイントとなっていて、

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なんと、アルダーの2ピース!
一つランク下のバレット・シリーズはバスウッド材なので、それとの差別化が図られているようです。
2弦の延長線上あたりに2ピースの継ぎ目がありますが、サンバーストのボディに控えめに浮き上がる木目が美しいですね。
しかし、この値段で、アルダー、というのは誰しも疑問が生じるところだと思います。
そこで、塗装してない木の部分で確かめようと思い、ジャックのところを外してみましたが・・・・・

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穴の左下の部分辺あたが未塗装なんだけど、どうでしょうね・・・・・・?
正直、良く分からないのですが、素直にアルダーだと信じて弾く方が良い音が出せそうな気もします(笑)。

シングルコイルのピックアップ×3は、裏面の磁石がバー形状になっているように見えたので、たぶんフェライト。

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センターの位相を逆にしてあるらしく、ハーフトーンでノイズが減ります。この辺はセオリーどおりですか。

ピックアップはかなり下げてセットし、一弦側が少し高くなるように調整しました。

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これはトモ藤田師匠が動画で推奨していたセッティングですね。


今、気づいたのですが、この動画で師匠が使っているのも、スクワイアのアフィニティ・シリーズですね!

そして、師匠のプライベートレッスンで生徒さんが使ってるのもスクワイアのアフィニティっぽい( ひょっとして上の動画のギター? )


まあ、これぐらい弾けりゃギターは何持ってたってカッコいい、という話ですが。
取りあえずこの域を目指しているのですけど、いつになることやら(笑)。

さて、自分のスクワイアに戻って、肝心の音ですが、バッカスのレフトハンドモデルのフェライト・シングル・ピックアップと比べて、少し出力が低く繊細な音が出ます。ピッキングの強弱が出音に反映しやすいです。
バッカスのはピッキングが雑でも割かしツブを揃えてくれる( いわゆる、「まけてくれる」 )のですが、完全に傾向が違います。

その結果、ピッキングが一定しない下手が弾くとアラが目立ちやすくもなってますね・・・・・・練習用としては最適かも(笑)。
まあ、ピックアップはアルニコの安いやつに交換してみようかとも思ってます。

ブリッジは6点支持のシンクロトレモロですね。

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一応調整して出荷しているらしく、オクターブピッチがちゃんと合ってました。
もっとも、この後、トレモロをフローティングにして、弦高も低めに調整したのでオクターブは合わせなおすことになりましたが・・・・

トレモロの裏側は3本スプリング。イナ―シャブロックは薄めのものですね。

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あと、このギターの指板は結構きついRがついているのですが、今までフラットな指板のギターで練習してきたので、その感覚でコードを押さえると、3・4弦の高くなっている部分が不必要に強く当たってしまい、この部分の音程をシャープさせてしまう傾向が出てしまいました。
まあ、この辺は慣れの問題ですか。いや、技術の問題か(笑)
それ以外はとても弾きやすいギターで、しっくりくるというか、長時間弾き続ける気分にさせてくれます。

これ自体がローコストギターのジャンルに属するものではあるのですが、さすがに1万円前後の最安ギターとは一線を画するものがありますね。買って損はない一本かと。

このギターを検討している方は結構多いかもしれないので、ちょっと詳しくレポートしてみました!