皆既日食コロナ観望用の4㎝F10.5スピカ双眼ですが、紙筒抜き差しのピント合わせを正立プリズム+アイピースの脱落防止のため少しきつめに設定してあるので、ノーマル状態スピカの本来であるスムースな感じがなくなってしまい、ピントの追い込みにストレスを感じるようになってきました。

そこで少々の重量増はやむを得ないものとし、直進ヘリコイドを追加。
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スピカは比較的バックフォーカスに余裕があるのですが、さすがにこの状態ではピントが出ず。少し鏡筒を短くしないといけないわけですが、ピント合わせの内筒をいっぱいに押し込んでも34㎜ぐらいカットする必要がありそう。

そういう時はこういうパイプカッターで楽勝さ、
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と思ったのですが、もともと塩ビパイプ用なので紙筒だと割かし切断面が荒れてしまい・・・
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苦労して整えることになりました(笑)。結局2本目はノコギリで切断。

で、接続面はアルミテープを貼ってごます、と。ピント合わせ用の内筒はキツキツにして押し込み切ることで「アイピースの倒れ」もなくなり剛性がアップ!
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アイピースを外してのぞき込んでみますと正立プリズムと焦点面が離れたことで、正立プリズム部分が遮光環的な働きを持ち、少しコントラスト上有利になったような? いや見え味の違いは体感できてませんが(笑)

ともあれピント合わせにストレスがなくなって追い込みやすくなり、結果解像度が上がったような感じがあります。心配された重量増は1.2kg→1.4kgでしたのでさほどでもなかったです。

ただ使った直進ヘリコイドが中国製のローコストな物なのですこし回転がかたいしスムースではないです。この点BORGのヘリコイドなどに品質で明らかに劣りますね。まあ自分で使っている限りは問題ないですが。

さて、皆既日食に向けてその他の操作性や信頼性をさらに追い込んでいきますよ!
スピカ双眼3D