星をもとめて2024に行ってまいりました!
今回持ち込む望遠鏡は15㎝F15アクロマートのみ
今までの星まつりでは何台もの望遠鏡を持って行ったことで積み込みや展開にそれなりの苦労があったので、その教訓を生かして(?)今回は一台のみとしました(笑)。
今回、星もとのメイン会場は「ステージ前広場」に変更になっており(古参の方によれば元に戻っただけとの情報も)各メーカーのブース等はここに展開しています。
到着後、いの一番に「迷人会」のブースにこたろうさんを尋ねます。
というのも、当方のアストロ光学R61D、6㎝F20アクロマートの赤道儀部分のオーバーホールをお願いすることになっているからです。
非常に美しい造形の赤道儀ですが、赤経軸の回転に部分的に動きが渋くなるような当たりがあるのです。
こたろうさんに現物を確かめてもらうと、どうやらウォームギアがホイールに対し斜めに当たっているのではないか? ということでした。いろいろな構造の説明を受け、なるほど確かにそうだ、でも自分だけじゃ絶対気づいてないよな、と感心することばかり・・・やはりお願いしてよかったです!
聞けば、今回の星もと2024では赤道儀のOHが自分を含めて2台、鏡筒が1台の依頼があったそうで、こたろう工房の人気のほどがわかります(笑)
さて、旧知の方々、あらたに知り合った方々と雑談しつつ会場を巡ります。順不同にお名前をあげさせていただきますと、酒居さん、あぷらなーとさん、XRAYさん、カンシさん、ミラクルKさん、Samさん、ビノテクノの服部さん、Mr.SATURNさん、Shota Okawaさん、かんたろうさん、すぷーんさん、gariさん、いのさん、井戸端さん、ヘリアカさん、moleculeさん(漏れが合ったらスイマセン)これらの方々にはシベットの「二次創作名刺」を無理やりお渡ししたり渡しそびれたり、でした(笑)。
さて、会場には興味深い望遠鏡が多々あったのですが
やはり個人的な注目はこれ、
ACUTER OPTICSの太陽望遠鏡ですね! 雲が切れた瞬間に見せてもらうと、非常に良く見えました。変な比較になりますが、BF交換で素晴らしいパフォーマンスとなった当方のP.S.T.とほぼ同等。この見え味が新品でバラツキなく供給されるとなると、太陽望遠鏡へのエントリーを考えている人には大いなる朗報と言えましょう!
さて、そうこうしているうちに17時、星もと恒例の「記念撮影」です。
「星もと」の記念撮影は現場にいる人全員に写真に入ってもらうんだ、という揺るぎなき信念のもとゆっくりと時間をかけて行うのが常でしたが、今年は段取りが速く短時間で終わりました・・・記念写真撮影も進化している!(笑)
さて、記念撮影が終わりますと、観望会場への望遠鏡の持ち込みを申請していた人々が本部前に集められます。
観望会場は「芝生広場」という、本来車を乗り入れない場所になっているので、順番にそちらへの誘導を受けます。
昨年も思いましたが、星もとの若いスタッフはこういう時に迅速で臨機応変な動きをしてくれるので、たいへんに頼もしいのです。この辺で星まつりの印象が大分違ってくるよなあ・・・と。
それはともかく、スタッフの誘導を受けつつ観望会場の芝生広場に車で移動し15㎝F15アクロマート望遠鏡を展開。
架台部分には望遠鏡の説明を貼ってあります。
この望遠鏡、一見ニュートン式のような外見なのですが、このようにマニアックな光路取り回しがおこなわれており、鏡筒の長さが半分で済むようになっています、これを口で説明するのはイメージがわきにくいので文書化したところ予想外に興味を持ってくださる方が多く、割と機能させられたのではないかと。
さて、この観望会場にはあらかじめ申し込みをされた方々が望遠鏡を展開しておられます。
奥の114AZ+AZ-GTi+ASI294MCの電視観望システムは「キャリア数か月で難物ASI482MCを使いこなした驚異の大型新人」 Satsuki氏ですね!
ヒロノさんの66㎝も!
15㎝F15を設置した先には宴会を準備している方々も。
(平行法でご覧ください)
さて、日も暮れてくるわけですが天気予報で懸念していた通り雲が多く、何とか月が見えるかな・・・くらい。
月面はすごいシャープですが雲越しはやっぱりコントラスト悪いですね。
しかし、土星が出て来る頃には薄雲ながらそっち方面が見えるようになり、15㎝F15を見に集まってくださった皆さんに輪の細い土星を見ていただくことができました。
(撮影:IZUMI氏)
この日の星もと観望会場は非常に気流状態がよく、仰角もそれほど高くない状態にもかかわらず土星像が微動だにせず
シーイング5/5と言い切ってよい状態!
「HM6㎜382倍+アポダイジングマスク運用」を中心に見てもらいましたが、これだけ輪が細いと、輪が本体にかかってる部分は埋もれがちなのが細い線のようにはっきり見え、カッシニ空隙も確認できます。「今まで見た中で一番よく見える」という感想を複数の方から頂きましたし「15㎝3枚玉に勝るとも劣らない」等々、高評価のコメントを多数いただいたのもうれしかったですね。
また15㎝F15の恒星時追尾システム、酒居さんによる蝶番を極軸とした汎用赤道儀台もメカ好きのみなさんの注目を集めていましたね。
(撮影:IZUMI氏)
この日は晴れたり曇ったりではありましたが一貫してシーイングが良好で、15㎝F15を見に来てくださった方には最高の土星像を堪能していただけたと思います。また「長焦点アクロマート+ハイゲンス」のパフォーマンスを布教する一環になったに違いない! とひそかに自負(笑)
その後、また曇って客足は途絶えてましたが月が沈み木星が出て来るころには東の空が晴れ、XRAYさんが「15㎝F15で木星見せてください!」をわざわざ訪れて下さり見ていただきましたが、建物の上になっているせいかこの方角だけシーイングが悪く「見え方は中くらい、しかし性能の片鱗は感じる」くらいに留まったのは少し残念でした。
そうこうしているうちに観望会場もそれなりに寝静まり、なぜかわたくしシベットとあぷらなーとさんの2名で深夜の大討論会を3時ぐらいまで行い、その日最後のイベントとしたことでした(笑)。
翌朝は7時ごろ起床。
ゆっくりと余韻を楽しみつつ望遠鏡を撤収して8時30分ごろ会場を後に。いやー楽しかったなー。
ありがとう星もと!
今回持ち込む望遠鏡は15㎝F15アクロマートのみ
今までの星まつりでは何台もの望遠鏡を持って行ったことで積み込みや展開にそれなりの苦労があったので、その教訓を生かして(?)今回は一台のみとしました(笑)。
今回、星もとのメイン会場は「ステージ前広場」に変更になっており(古参の方によれば元に戻っただけとの情報も)各メーカーのブース等はここに展開しています。
到着後、いの一番に「迷人会」のブースにこたろうさんを尋ねます。
というのも、当方のアストロ光学R61D、6㎝F20アクロマートの赤道儀部分のオーバーホールをお願いすることになっているからです。
非常に美しい造形の赤道儀ですが、赤経軸の回転に部分的に動きが渋くなるような当たりがあるのです。
こたろうさんに現物を確かめてもらうと、どうやらウォームギアがホイールに対し斜めに当たっているのではないか? ということでした。いろいろな構造の説明を受け、なるほど確かにそうだ、でも自分だけじゃ絶対気づいてないよな、と感心することばかり・・・やはりお願いしてよかったです!
聞けば、今回の星もと2024では赤道儀のOHが自分を含めて2台、鏡筒が1台の依頼があったそうで、こたろう工房の人気のほどがわかります(笑)
さて、旧知の方々、あらたに知り合った方々と雑談しつつ会場を巡ります。順不同にお名前をあげさせていただきますと、酒居さん、あぷらなーとさん、XRAYさん、カンシさん、ミラクルKさん、Samさん、ビノテクノの服部さん、Mr.SATURNさん、Shota Okawaさん、かんたろうさん、すぷーんさん、gariさん、いのさん、井戸端さん、ヘリアカさん、moleculeさん(漏れが合ったらスイマセン)これらの方々にはシベットの「二次創作名刺」を無理やりお渡ししたり渡しそびれたり、でした(笑)。
さて、会場には興味深い望遠鏡が多々あったのですが
やはり個人的な注目はこれ、
ACUTER OPTICSの太陽望遠鏡ですね! 雲が切れた瞬間に見せてもらうと、非常に良く見えました。変な比較になりますが、BF交換で素晴らしいパフォーマンスとなった当方のP.S.T.とほぼ同等。この見え味が新品でバラツキなく供給されるとなると、太陽望遠鏡へのエントリーを考えている人には大いなる朗報と言えましょう!
さて、そうこうしているうちに17時、星もと恒例の「記念撮影」です。
「星もと」の記念撮影は現場にいる人全員に写真に入ってもらうんだ、という揺るぎなき信念のもとゆっくりと時間をかけて行うのが常でしたが、今年は段取りが速く短時間で終わりました・・・記念写真撮影も進化している!(笑)
さて、記念撮影が終わりますと、観望会場への望遠鏡の持ち込みを申請していた人々が本部前に集められます。
観望会場は「芝生広場」という、本来車を乗り入れない場所になっているので、順番にそちらへの誘導を受けます。
昨年も思いましたが、星もとの若いスタッフはこういう時に迅速で臨機応変な動きをしてくれるので、たいへんに頼もしいのです。この辺で星まつりの印象が大分違ってくるよなあ・・・と。
それはともかく、スタッフの誘導を受けつつ観望会場の芝生広場に車で移動し15㎝F15アクロマート望遠鏡を展開。
架台部分には望遠鏡の説明を貼ってあります。
この望遠鏡、一見ニュートン式のような外見なのですが、このようにマニアックな光路取り回しがおこなわれており、鏡筒の長さが半分で済むようになっています、これを口で説明するのはイメージがわきにくいので文書化したところ予想外に興味を持ってくださる方が多く、割と機能させられたのではないかと。
さて、この観望会場にはあらかじめ申し込みをされた方々が望遠鏡を展開しておられます。
奥の114AZ+AZ-GTi+ASI294MCの電視観望システムは「キャリア数か月で難物ASI482MCを使いこなした驚異の大型新人」 Satsuki氏ですね!
ヒロノさんの66㎝も!
15㎝F15を設置した先には宴会を準備している方々も。
(平行法でご覧ください)
さて、日も暮れてくるわけですが天気予報で懸念していた通り雲が多く、何とか月が見えるかな・・・くらい。
月面はすごいシャープですが雲越しはやっぱりコントラスト悪いですね。
しかし、土星が出て来る頃には薄雲ながらそっち方面が見えるようになり、15㎝F15を見に集まってくださった皆さんに輪の細い土星を見ていただくことができました。
(撮影:IZUMI氏)
この日の星もと観望会場は非常に気流状態がよく、仰角もそれほど高くない状態にもかかわらず土星像が微動だにせず
シーイング5/5と言い切ってよい状態!
「HM6㎜382倍+アポダイジングマスク運用」を中心に見てもらいましたが、これだけ輪が細いと、輪が本体にかかってる部分は埋もれがちなのが細い線のようにはっきり見え、カッシニ空隙も確認できます。「今まで見た中で一番よく見える」という感想を複数の方から頂きましたし「15㎝3枚玉に勝るとも劣らない」等々、高評価のコメントを多数いただいたのもうれしかったですね。
また15㎝F15の恒星時追尾システム、酒居さんによる蝶番を極軸とした汎用赤道儀台もメカ好きのみなさんの注目を集めていましたね。
(撮影:IZUMI氏)
この日は晴れたり曇ったりではありましたが一貫してシーイングが良好で、15㎝F15を見に来てくださった方には最高の土星像を堪能していただけたと思います。また「長焦点アクロマート+ハイゲンス」のパフォーマンスを布教する一環になったに違いない! とひそかに自負(笑)
その後、また曇って客足は途絶えてましたが月が沈み木星が出て来るころには東の空が晴れ、XRAYさんが「15㎝F15で木星見せてください!」をわざわざ訪れて下さり見ていただきましたが、建物の上になっているせいかこの方角だけシーイングが悪く「見え方は中くらい、しかし性能の片鱗は感じる」くらいに留まったのは少し残念でした。
そうこうしているうちに観望会場もそれなりに寝静まり、なぜかわたくしシベットとあぷらなーとさんの2名で深夜の大討論会を3時ぐらいまで行い、その日最後のイベントとしたことでした(笑)。
翌朝は7時ごろ起床。
ゆっくりと余韻を楽しみつつ望遠鏡を撤収して8時30分ごろ会場を後に。いやー楽しかったなー。
ありがとう星もと!
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