月面キラキラの見える条件については以前こちらの記事で

現在分かっていることを出来るだけ詳しく述べたのですが、6㎝F12.5のマクストフカセグレン、MAKSY60が光学系のスペックだけ見るとその条件に合致しているので、
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2025年末を迎えるにあたって、MAKSY60による月面キラキラチャレンジをおこなってみました!
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ミザールK型経緯台に「確実にキラキラが見える」鏡筒、ラプトル50+CZJ25-Hと同架し、これと比較しながら検証を進めます。

当初、MAKSY60には上の画像のように24.5㎜天頂プリズムにCZJ25-Hをつけて臨んだのですが、マクカセにはハイゲンスの相性が良くないらしく今一つの見え味、もちろんキラキラも見えません。

そこでLavenduraのプロトタイプ40㎜相当に切り替えたところ・・・
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解像度と階調が大幅に向上し、ラプトル50に劣らぬ勢いで月面キラキラが見えておりました。したがって、当初のテーマである「MAKSY60で月面キラキラは見えるか」を早々にクリア(笑)。
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(MAKSY60でのコリメート画像。ちなみにキラキラは写ってません)
正直、今まで自分がキラキラを確認できた鏡筒は長さが1m前後の「長物」ばかりだったので、MAKSYのようなコンパクト鏡筒がキラキラ戦線に名乗りを上げてきたことは一種のカルチャーショックではありました。というわけで、

MAKSY60で月面キラキラは見える、で終了!

・・・と言うわけにもいかないので、それならば、どのようなダイアゴナルとアイピースで見た時にキラキラが見えるのかにテーマを切り替えます。ダイアゴナルはこのようなものを用意しました。
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左から24.5㎜天頂プリズム、31.7㎜天頂プリズム(MAKSY付属)、31.7㎜正立プリズム(MAKSY付属)、31.7㎜正立プリズム(MAKSY付属)10㎜シフトダハの稜線回避仕様、自作ペンタプリズム、です。

アイピースは
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Lavenduraプロトタイプ40㎜、Lavendura30㎜製品版、Nikonスタインハイル・ルーペ、ノーブランド銀プローセル25㎜、PHOTO20㎜(MAKSY付属) など。

いいろいろ取っ換え引っ換えして、ラプトルの見え味と比較しながら、この組み合わせは? これなら? と見て行きましたが、

結局、アイピースに何を使うかでほぼ決まる

でした(笑)。上の画像での左3つのアイピースではキラキラ見える(ただしスタインハイルはちょっと像面湾曲が目立つ)けど、右の2つでは「うーん、あるような、ないような・・・やっぱりないような」な感じ。アイピースに左の3つを使っている限りはどのダイアゴナルでもキラキラは見えました(唯一ノーマルの正立プリズムの時だけだいぶ見え方がトーンダウンしましたのでやはりダハの稜線の影響はかなりありそうでしたが)。

ホントはMAKSYに付属の天頂プリズムとPHOTO20㎜を使ったときにキラキラ見えたら一番よかったのだけど、この組み合わせでは「普通によく見える」どまり。現状、MAKSYのノーマル付属品での観察は無理そうなので、Lavenduraを買い足すか、スタインハイルルーペのアイピースを自作するしかないですかね。しかし、Lavenduraは望遠鏡本体より高価だし、アイピースの自作はかなり手間がかかるのがつらいところです。

ちなみに確かめてませんがタカハシのTPL33mmあたりでも行けそうな気がします。あ、これも鏡筒本体より高いか(笑)。

長焦点アクロマートの場合は安価なハイゲンスでも高性能を発揮するので追加投資も少なくて話は早かったのですが、今後、MAKSY60と組み合わせて月面キラキラを観察できるような安価なアイピースが発見されれば、キラキラの共通体験を持つ人が一気に増える気がいたします。

2026年、MAKSY60のリーズナブル相棒を求む!

で2025年を〆させていただきます!