IMG_6726
ごらんのようにダルダルで、理論上光学性能にはほとんど影響ないはずなのですが、やはり気分の良いものではありませんでした。

そこで、今回はこれに換装しようと思います。
IMG_6724
そう、顕微鏡用の「カバーガラス」ですね。

材質は「ホウケイ酸ガラス」なので、わたくしが最も重視する赤外域の透過もバッチリなはず。
IMG_6725
18×18mmで厚さは公称0.13~0.17mm、平面度:0.010mm以下とのこと。スペック的には問題なさそうです。

さて、それでは、今ついているラップをはがしますが・・・
IMG_6727
あれ、2枚貼ったっけ? いやそんなはずは・・・で、もう一回はがしたのですが、まだ残ってる。
ひょっとして3層構造?
で、3枚目を取ろうとしても、全然取れないです。実は、SV305のセンサーの周りの黒いワクが粘着気味になっていて、ラップを貼ったときは好都合だったのですが、一回貼ると取れないというしっぺ返し状態に!

急告! SV305にラップを貼ると取れなくなります!

もう、あんまりこねくり回すと本体にダメージがありそうで心配だったので、止むを得ず中央から破りました。そして、カバーガラスを置く・・・と。
IMG_6728
と、このように、あつらえたようにピッタリのサイズ。はじめからこうすればよかったのか・・・

筐体に納めて・・・
IMG_6729
もう、ラップを破り取ったビロビロが横から顔をだして、みっともないことこの上ないのですが、センサー面を隠してはないので、無理やりOKを出しております(笑)。

さて、このカバーガラスはもちろんノンコートですので、懸案事項はズバリ、

ゴーストを発生させるかもしれません

です。これが発生したら、再びラップに戻すことになるでしょう。
果たして・・・・・? (5/21追記 判別できるようなゴーストは発生しませんでした)
IMG_6731
(左:カバーガラス機 右:ノーマル機 奥:SvBONY UV/IRフィルター)