先日、この鏡筒による電視観望でQBPフィルターを使ったときに、「OⅢとHαのピントが一致しない」現象が見られました。これはC線とF線を一致させた古典的なアクロマートでないとそうなるらしいのですが、あぷらなーとさんより、その判定について
昼間の風景を撮影してみて色ズレが「黄色と青色」なら古典的なアクロマートでデュアル・ナローバンドとの相性が良く、色収差が「赤色とシアン」なら現代的な設計のアクロマートで、デュアル・ナローバンドとの併用では色ずれが発生する。
という情報を提供してくださっています。
そこで、今日はSV165のレンズがどちらのタイプかを調べてみます。
そこで、手持ちのレンズをあさって、3cmF4を発掘してきました。
・・・? ちょっと待てい!
ダメだこりゃ。換装不可能! SvBONY先生、何か変なところに贅沢してコストをかけていますね(笑)。
やむを得ず自作のファインダーに延長筒をつけてレンズだけでも検証。
しかし、残念ながら、SV165をデュアル・ナローバンドと併用して電視観望に使うのは向いてない、ということが明らかになってしまいました。とすると、現状ではHα単色光観望くらいしか自分にとっては使い道がなさそうですね。ま、いつものように「目的外使用」なので、メーカーさんはまったく責められないです。むしろ、非常にコントラストが高くていい鏡筒だとは思います。
さて、レンズ径も中途半端で換装できないし、今後この鏡筒どうしようか・・・
コメント
コメント一覧 (6)
35mm径の対物レンズは同社製8x32双眼鏡の対物レンズかもしれませんね。
系列にED仕様もありますが、コーティングが赤いので、ここでIRカットされている可能性も・・・。
ジャンクの他社製32mm双眼鏡を探しますか?
uwakinabokura
がしました
> SV165 3cmF4はどのようなアクロマートレンズを使っているか
こちらに、シミュレーションを掲示しています。
http://hajimechan01.livedoor.blog/archives/6689169.html#comments
uwakinabokura
がしました