NEWTONYは5cmF4の球面鏡なのでそのままでは高倍率性能が厳しく、バーローを補正レンズとしたJONES-BIRD光学系にしたりしていましたが、今回、球面鏡を放物面化する企画を考えてみました。
この実験には、OリングとCクランプを使います。
フーコーテスターでナイフエッジ画像を撮ってへこみ状況をチェック。
一応鏡筒に入れてみます。
室内で、人工星を見てみたところ、やはり非点収差が出てしまいました。やっぱりダメか・・・
Cクランプを外してみたところ、締め込みの時にワッシャがズレて中心を押してなかったですね。それじゃあ、均等に歪まないのも道理。Cクランプでは締め込みの時にどうしても中心がずれるので構造的に難しいようです。
取りあえず、Cクランプではうまくいかないことがわかったので、やはり斜鏡スパイダーみたいな形で剛性の高い金具を主鏡の上に置いて正確に中央を圧迫するしかなさそうでしょうか? もしくはアメリカでやられているような鏡の裏側からの真空引き?
このテーマについてはもう少し検証を重ねる必要がありそうですね。
言うまでもないですが、今回自分がやった方法では鏡面メッキをハンパなく痛めますので、当然のこと
ながら非推奨となります(笑)。
ながら非推奨となります(笑)。
コメント
コメント一覧 (17)
孔をあけてネジで締めこむというのは如何でしょうか?
もちろん、鏡が割れても責任は持てませんが、、。(笑)
uwakinabokura
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uwakinabokura
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いろいろ工夫すると、球面・放物面瞬時切り替えニュートン式とか、いろいろ最適化とか、可変焦点距離鏡とか、
妄想びゅんびゅんです!
uwakinabokura
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uwakinabokura
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https://skyandtelescope.org/wp-content/uploads/Adler-MirrorFlex.pdf
uwakinabokura
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球面鏡を放物面化する方法については.昔にケリーさんという人がSky & Telescope誌に発表していまして,わたしが解析をしました.「天界」に解析結果を発表しましたが,英語版はわたしのホームページに載せてあります.説明図も載っていますので,参考になればと思います.
自分では実際に試していないのでいけませんが.
http://takitoshimi.starfree.jp/kelly/kelly.htm
滝
uwakinabokura
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